Snow Manの目黒蓮（25）が1日、東京・六本木ヒルズアリーナで、初単独主演映画「わたしの幸せな結婚」（3月17日公開）のプレミアイベントに出席した。ヒロイン役の女優今田美桜（25）やなにわ男子大西流星（21）らとともに登場した。

司会者から呼び込まれレトロ車が登場すると、中から和装姿の目黒が登場した。後から降車する今田の手を取り、2人で笑顔を見せた。お辞儀をして観客約400人に手を振り、レッドカーペットを歩いて登壇した。目黒は「今日は寒い中皆さんお集まりいただいてありがとうございます。この日を迎えられたことがすごくドキドキワクワクしています」とあいさつ。今田も「本当に寒い中ありがとうございます。皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思います。よろしくお願いします」と頭を下げた。

目黒は「思っていたより多くの皆さんが集まってくいれていて。めっちゃいる！　って思いました。多くの皆さんにこの作品を楽しみにしていただけていると思うと、感動しましたし、気持ち良くレッドカーぺットを歩かせていただきました」と笑った。今田も「本当に皆さんのお顔が近くて、とてもうれしい気持ちになりました」と喜んだ。

同作は、顎木（あぎとぎ）あくみ氏が19年に発表した小説の映画化。明治大正期の雰囲気をまとった架空の時代を舞台に、名家に生まれ家族から虐げられてきた斎森美世（今田）が、別の名家の当主で、冷酷無慈悲と悪評のたつ久堂清霞（目黒）への嫁入りを命じられる。2人は次第に心を通わせていくが、やがて越えがたい障壁が現れる。

初共演の今田の印象を聞かれ「本当に現場で初めてお会いして。今田さんから美世の孤独で自信を持てない感じが、にじみ出ていました。僕もそれを感じてお芝居することができたと思います」と振り返った。一方、目黒の印象を聞かれた今田は「とにかくストイックです。もともと真面目な方でいらっしゃるのかなと思っていたんですけど、現場での空気感、距離感、ストイックに清霞と向き合っていると感じました」と答えた。

共演者から撮影の合間に声を掛けられても、気付かず返事をしないこともあったという。目黒は「僕がそこまで器用ではなくて、本番よーいスタートでパッと変われるような器用さはないので。テレビを見ながらご飯を食べられないんですよ」と説明した。

今田は「控室で2人きりになる瞬間があって。何を話そうか考えていたんです。そしたら目黒さんから一言、『気まずいですね』って言われて」と回想。「逆にド直球だなって思って。めちゃくちゃおもしろい人だなって思いました。そう言われたのは初めてだったので。そのおかげでほぐれました」と笑顔で明かした。目黒は「今田さんもそう思っているだろうなって。素直に言って、笑いに変えたほうがいいかなって思いました。（今田が）爆笑していた記憶があります」と照れ笑いした。