女優芦田愛菜(18)が第47回エランドール賞の新人賞を受賞し2日、都内で、3年ぶりに行われた授賞式に出席した。女優宮本信子(77)と約10年ぶりの共演となった「メタモルフォーゼの縁側」では主演を務め、アニメ映画「かがみの孤城」では声優として作品のキーパーソンとなるオオカミ様を熱演。さらに「第73回NHK紅白歌合戦」では審査員を務めた。

芦田は「本当に素晴らしい賞をいただけてうれしいです」と感謝。サプライズで登場した宮本については「来ていただけるとは思ってなかった」と驚いていた。

今年の目標を問われ「今年はいろんなことにチャレンジしたり、フットワークが軽い人間になりたい。興味があることとかやらせてもらえるならやりたい」と宣言した。

すでに日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞を受賞しており、報道陣から「ベテランの域では?」と問われると、「確かに時間は長いかもしれないけど、幼かった。これからもたくさん積み重ねていきたい」と謙遜した。

宮本からは「10年ぶりに再会して、2人の成長は楽しかった。愛菜ちゃん、自分の人生、しっかり生きてください」とエールを送られた。

中川大志(24)松下洸平(35)岸井ゆきの(30)間宮祥太朗(29)奈緒(27)も新人賞を受賞した。日本映画テレビプロデューサー協会が優れた映像作品や俳優を選んで表彰される。