Snow Manが8日、都内で、主演舞台「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」(4月8日初日、東京・新橋演舞場)の製作発表会見に出席した。

リーダー岩本照(29)と最年長深澤辰哉(30)が取材に応じ、昨年10月末でジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明氏(40)への感謝をあらためて語った。

滝沢氏の印象を聞かれ、「怖い人です。僕に関しては『滝沢歌舞伎』で毎日のように怒られて、毎日泣いていたので」と苦笑い。「でもそのアドバイスやおしかりがなければ、大きく言ってしまうと、僕はこの事務所にいたのかな? っていうくらいお世話になってきたので。滝沢さんも、『滝沢歌舞伎』も、本当に大事な存在です」と強調した。

岩本は「『少年』ですかね」と答え、「いつまでたっても子ども心を忘れていない。表に限らず裏でも、スタッフさんやキャストの皆さんを盛り上げて、みんなが笑顔でいることに全力を尽くす人」と振り返った。「『これもやりながらこれもやるんだ』『これをあの人は1人で…!?』って、自分たちもそれぞれ主演とかをやらせていただくようになって思います。根っからのエンターテイナーですね」と説明した。

「滝沢歌舞伎」はもちろん、タッキー&翼のバックダンサーなど、さまざまな形で長年お世話になった先輩だ。深澤は「僕たちのことを親身になって考えてくださいましたし、いろいろ教えてくださいました」と感謝。「滝沢さんがずっと座長をやられていた『滝沢歌舞伎』にSnow Manが座長として携われたことがすごくうれしいです。だからこそ妥協せず、思い切り最後まで駆け抜けたいと思います」と誓った。

岩本も「やっぱり根源にあるのは感謝や恩返しの気持ちです」とうなずいた。「滝沢くんのおかげで自分たちに興味を持ってくださったファンの方たちって、本当に計り知れないくらいいらっしゃると思う。コンサートでも使ってくださったりしたので」と言い、「ポロっと出る言葉が名言級で、メンバーそれぞれが食らって。憧れを抱いてきたので。成長して、大人になった姿を見せることが恩返しにつながるのかな、と思います」と言葉に力を込めた。

滝沢氏とは連絡をとっておらず、「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」上演の報告も直接してはいないという。岩本は「かなうことか分からないですけど、僕は純粋に見に来てほしいです」、深澤は「見に来てほしいですし、感想をちゃんと聞いてみたかったなと思います。直接褒めたりせずに、背中で語る人なので」と話した。