女優清野菜名(28)が31日、都内で、ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」(4月30日開始、日曜午後10時)制作発表会見に、共演の岸井ゆきの(31)生見愛瑠(21)らと出席した。

ABCテレビが新設するドラマ枠。「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマに、ヤングケアラー、元不良のタクシー運転手、ちくわぶ工場勤務と境遇の異なる女性たちの友情を描く。岡田惠和氏のオリジナル作品。

清野は、車いす生活の母親を助けながら暮らす岸田サチを演じる。暗い過去を抱えた役どころだが「おふたりと演じていると、自分が思っているほど暗くならなかった。それがビックリだった」と、岸井と生見に感謝。作品については「かけがえのない友情を得ることで何とか踏ん張って乗り越えようとする女性3人の友情の物語。日曜の夜ぐらいは嫌なことを忘れて、明日からまた一週間頑張ろうと思ってもらえたらうれしいです」と話した。

ドラマ同様、3人は撮影でも順調に仲を深めている様子。清野は「雰囲気はすごくいいです。毎日が楽しくて」と笑顔を見せた。3人が出会うバスツアーのシーンでは、実際に高速道路を走る観光バスで撮影し、清野は「メークさんが動けなかったので、岸井さんが私の髪を直してくれた。それがすごくうれしかった」と照れ笑い。これに岸井は「今伝えてもらえてうれしい。時差でめっちゃうれしいです」と笑みを浮かべた。生見は「バスツアーでサービスエリアに寄るので、『今日のお昼は何にしよう』ってずっと話してます」と2人と顔を見合わせた。

ドラマタイトルにかけ「日曜の夜にしたいこと」を聞かれると、清野は「今植物にハマっているので、日曜の夜ぐらいはお酒を飲みながら土いじりをしたい」。岸井は「やっぱり映画館に行きたい」と答え、生見は「曜日感覚がないので、日曜の夜ぐらいは日曜の夜だと思いたい。ゆっくりお風呂に入って月曜日に備えたい」と笑った。

岡山天音、THE RAMPAGE川村壱馬、和久井映見、宮本信子も出席した。