俳優木村拓哉(50)が3日、東京・ユナイテッド・シネマお台場で、主演する4月10日開始のフジテレビ系連続ドラマ「風間公親-教場0-」(月曜午後9時、初回30分拡大)の完成披露舞台あいさつに出席した。

映画館後方出口から、木村1人だけがサプライズ登場。約500人のファンがびっしり詰まった客席を堂々と闊歩(かっぽ)し、舞台へ向かうと場内のボルテージは一気に最高潮へ達した。「月9」主演は14年の「HERO 第2シーズン」以来9年ぶりで、歴代最多を更新する11度目。木村は司会の西山喜久恵アナから「この『教場0』を連続ドラマで、『月9』の枠でやるということを率直にどう思いますか?」と問われ、「ないなと思いました」と即答した。

そう切り出したのは自信の裏返しだった。「『月9』という言葉をフジテレビの皆さんは言いたがるんですけど、僕の中で、お世話になった作品はいっぱいあるんですけど、いまや何曜日の何時ということよりも、作品自体の力がないと、見てくださる人たちには楽しんでもらえないんじゃないかっていう個人的意見があったりして」と語った。

さらに「以前、(教場の)1作目、2作目のスペシャル版を正月明け、新年を迎えて、今年1年コロナで大変だけど頑張ろうかっていうリラックスした時間に、あの作品を地上波で届けるっていう、パンクなことをさせてもらったんですけど」と語った。

西山アナから「ある意味挑戦ですよね」と問われ、木村は「挑戦しているのはフジテレビ。僕らは現場でワンカット、ワンカット楽しんで作っている。現場の責任は僕らにあるんですけど。『月9』って言わなくていんじゃないかなと。個人的には」と持論を展開した。

撮影にあたり、プロデューサーの中江功氏に相談したという。「自分が(教場を)連続ドラマという形に本当にできるのだろうかっていう、1人で頭でっかちで考えていた部分とかあったんですけど。自分の不安要素だったりとか不透明なところを、中江監督に伝えた。そこは中江監督にカウンセリングしていただいた、『心配ないよ』って」。

中江氏とは94年10月期の同局系連続ドラマ「若者のすべて」から連綿と仕事が続いている。「この監督が『おもしろいのできるよ、間違いなく』って言ってくれたら、きっとそうなんだろうなと。非常にリラックスした状態で初日を迎えさせてもらいました」と自信を見せた。

イベントには赤楚衛二(29)、新垣結衣(34)、北村匠海(25)、白石麻衣(30)、染谷将太(30)も出席。

◆「風間公親-教場0-」 フジテレビで20、21年に新春SPドラマとして放送された長岡弘樹氏の「教場」シリーズを連ドラ化。今作は「教場」「教場2」で風間が教官として警察学校に赴任する以前、“刑事指導官”として新人刑事の教育していた時代の「教場0 刑事指導官・風間公親」「教場X 刑事指導官・風間公親」を舞台に描く。「教場」ではなく「風間道場」という新たな舞台で、風間がなぜここまで冷酷無比な人格となったのか、その謎が明らかとなる。