役所広司(67)と菅田将暉(30)が5日、東京・イイノホールで行われた映画「銀河鉄道の父」(成島出監督、5月5日公開)完成披露試写会で、今作で初共演する前から互いにファンだったと明かした。
「銀河鉄道の父」は、第158回直木賞を受賞した門井慶喜氏の同名小説の映画化作品。宮沢賢治がダメ息子だったという大胆な視点を軸に、大量の賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた物語。
劇中で、役所は政次郎、菅田は賢治を演じた。初共演について聞かれると、役所と菅田は「最高です」と口をそろえた。役所が「元々、菅田ファンでしたし、いつか現場に立ちたかった。宮沢賢治は、菅田君しか思い浮かばなかった」と言えば、菅田も「恐れ多い。僕も役所広司狂なので、こんな幸せはない。ずっと楽しかった」と撮影を振り返った。役所も「ケンカもないし…」と笑みを浮かべた。
作品について聞かれると、役所は「僕は、宮沢賢治も作品も知らなかった。原作を読んで、演じて、作品と詩が宮沢賢治という作家の人生が詰め込まれ、深さを感じた。美しさを感じた」と評した。菅田は「身近に感じました。家族として描かれている宮沢賢治は見たことがなかった。童話作家…絵物語というイメージだった。人間味に触れあえたのは良かった」と振り返った。
政次郎の妻で賢治の母イチを演じた坂井真紀(52)も「私も役所広司狂なので…幸せでした。監督、ありがとうございました」と役所との共演を喜んだ。役所は「光栄です」と満面の笑みを浮かべた。
この日は森七菜(21)豊田裕大(24)田中泯(78)も出席。



