ゲイバー店員としてYouTubeなどで情報発信するカマたくが22日、ツイッターで動画を更新。ジェンダーレストイレについての見解を示した。

今月14日、東京・新宿にオープンした「東急歌舞伎町タワー」のジェンダーレストイレについて「少なくとも私の周りでジェンダーレストイレを欲している人を見たことも聞いたことも会ったこともない」と告白した。自身はジェンダーレストイレに賛成でも反対でもないとしつつ、「必要としている人がいるのであれば作る必要はあると思う」と語った。その上で当事者などへの聞き取りが必要だとして、「そうしていかないと意味がない」と考えを述べた。

またカマたくは、「私の憶測で申し訳ない」としながら、「あれはきっと(当事者などに要望を)聞いてないと思う」と推察。「もしアンケートを取っていたら、あのトイレはああはならなかったのでは」と指摘し、「LGBTQ以外の人たちが憶測で作ったとしたら、誰のためのトイレなの? ってことになると思う」と疑問を投げかけた。

「LGBTQに配慮してくださってとてもありがたい」と繰り返しつつ、「こちとらお前らのイメージアップのために生きてねーんだ」と当事者としての違和感を表明。「(ジェンダーレストイレで)誰かお金をすごく稼いでいるとかじゃないんですかね? 誰か儲かってる人いるよね? まさかそれだけが理由でトイレ作っちゃったってことはないですよね? 私たちはATMか何かですか?」と畳み掛けて、「当事者たちが置いてけぼりになってる感じがする」と本音を吐露した。