結成16年以上の漫才師で争う新たな賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」で準優勝したコンビ、マシンガンズが24日、TBS系「ラヴィット」(月~金曜午前8時)に生出演した。

冒頭でMCの麒麟川島明から「ほてったコンビ来てます、熱々のコンビが来てます」。田村真子アナウンサーから「THE SECOND準優勝、こちらのコンビです」と紹介されると、滝沢秀一(46)西堀亮(48)が「いやいやいや」とゴールドの幕から笑顔で登場。西堀が「めちゃめちゃアットホームな現場だな」といきなり、ソフトにツッコンだ。

その後、ネタに突入。投稿サイト「Yahoo知恵袋」にある「マシンガンズを嫌い」などのコメントにツッコむ内容で、時折自虐も交えたが、スタジオは少し控えめなウケ方に。川島が「こっちの反応気にしないで」とフォローしたが、西堀が「あんま言いたくないけど、さっきまであんなに笑ってたのに」とツッコむと、川島も「何となくこっちの空気は『見たな、これ』っていう」と、「THE SECOND」とのネタかぶりを説明した。

それでも「確か事件を起こした」という世間の声には「起こしてねえわ」とツッコむと、滝沢が「うちの事務所にいたけどな」と毒を吐くなど本領も発揮。ネタの最後でも薄い笑いが起きると滝沢が「やらなきゃ良かったわ!」とブチ切れる得意の芸風で、笑いを誘った。

マシンガンズは「THE SECOND」で優勝こそギャロップに譲ったが、準決勝では284点の高得点をたたき出し、堂々の準優勝。滝沢は反響について「すごかったです。LINEで280件ぐらい来ました。おめでとう、みたいな」と振り返った。西堀は「こんなに人におめでとう、って言われたことなかったですからね」と神妙な表情で、今にも泣き出しそうに。これには川島も「これ『ラヴィット』のオープニングなんですよ。『ノンフィクション』のエンディングじゃないんですよ」とテンションのズレを指摘し、西堀は「すみません、不慣れなもので」と恐縮した。

その後、センターのゲスト席におとなしく座りに行く2人を見て、川島は「平場は結構おとなしい。驚きました」と大笑い。西堀は「あがってるんだよ。シンプルにあがってるから攻撃的になっちゃうよ」と返したが、川島から「横に矢田亜希子さん来てますから」と言われると、西堀は水曜レギュラーの矢田と一瞬だけ目を合わせてすぐにそらし、何も答えられず照れ笑いを浮かべ、緊張感と人の良さを垣間見せた。

コンビは98年結成。滝沢はゴミ清掃員、西堀は発明家としても活動するなど“兼業芸人コンビ”としても知られる。