女優松岡茉優(28)主演の日本テレビ系7月期ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜、午後10時)で高校の生徒役を務めるキャスト発表第3弾が12日、行われ、橘優輝(21)、窪塚愛流(19)、柿原りんか(19)、岩瀬洋志(19)、寺本莉緒(21)、茅島みずき(18)の出演が明らかとなった。

ここまでの発表では藤崎ゆみあ(15)、莉子(20)、山時聡真(18)、AKB48本田仁美(21)、丈太郎(21)、田鍋梨々花(19)、藤嶋花音(18)、岡井みおん(16)、浅野竣哉(22)、當真あみ(16)、加藤清史郎(21)の出演も判明していた。

同作は松岡演じる化学教師が、卒業式の日に4階から自身を突き落とした生徒を探るべく始業式の日からさかのぼって真相を突き止めていくオリジナル物語。19年に人気を博した同局系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」と同じプロデューサーと監督が手がけ、松岡は教師役初挑戦。今回は“D組”が舞台で、生徒役にも注目の若手俳優30人が集結することが発表されていた。

今回発表された6人のコメントは以下の通り。

橘優輝(迫田竜輝役) この作品はどうしても勝ち取りたいという気持ちが強かったので、出演が決まった時は本当にうれしかったです。台本を読ませていただいて、この作品は学園ドラマですが、世代問わずたくさんの方に共感してもらえる作品になると感じました。僕が演じる迫田という役柄は問題児で自分勝手な人間ですが、きっと行き場のない不満や怒りがあるからこそ、人に当たったり自分を強く見せたりしているんだろうなと思いました。SNSが発達している現代において、日々変わっていく常識や価値観に疑問を持っている人に是非観てもらいたいです。同世代の俳優の方々とお芝居が出来るのは自分にとって刺激的で、作品の一員として一生懸命挑みますので是非注目してください。

窪塚愛流(栖原竜太郎役) このような学園ドラマに出演したかったので素直に感無量です!自分が演じさせて頂く役と本来の自分とでは、共通するところもありますが、無い部分がほとんどです。これからその役をどう演じていくのかとても楽しみです。3年D組の1人として出演させて頂ける喜びと熱情を持ち、この作品が掲げる想いと共に、今生きている全ての人々の核に突付け「目を背けていた事」、「忘れようとしていた感情」他にも挙げればキリがないほどある現代社会に”周りがしているから”と言う弱音を吐く人が減っていく世界を創るために、窪塚愛流として”栖原竜太郎”として全力で芝居します。よろしくお願い致します。

柿原りんか(月野春香役) 台本を読んで、今回参加できることが本当にうれしい気持ちと同時に、とても身が引き締まりました。クラスに漂う、見えない膜につつまれているような緊張感を、皆さんにも感じていただきたいと思いました。3年D組のクラスの一員として、その場でしか感じとることができない思いや

空気感を大切に演じ切りたいと思います。

岩瀬洋志(遠山泰次郎役) 初めて台本に目を通した時、うれしくて仕方ありませんでした。何より、本当に面白くて、何回も読んでしまいました。これからどうなっていくのか楽しみで仕方ありません!遠山は剣道部に所属していて、自分は剣道未経験でしたので、初めて竹刀を握った時、思った以上に重くて驚きました。役になり切れるように、暇さえあれば動画を見て動きを練習しています!まだまだ経験の浅い新人で、このような作品に参加させて頂いたことにすごく感謝していますし、本当にうれしいです。この役をしっかり生きられるよう、頑張ります!

寺本莉緒(中園胡桃役)

この作品に出演が決まってすごくうれしかったです。と同時身が引き締まりました。私が演じる中園は意志の強い役ではありますが、現代をうまく生きようと面倒くさいことから目を背けてしまう部分がある役です。生徒1人1人と教師の対峙(たいじ)を是非楽しんでいただきたいです。現代を生きる視聴者の方々に共感していただける部分がたくさんあると思います。このストーリーを描くために集められた3年D組の生徒の1人として、そして今を生きる自分の思いも込めて、精いっぱい努めたいと思います。是非ご覧ください。

茅島みずき(西野美月役) 出演のお話を聞いた時はすごくうれしかったです。台本は純粋にストーリーが面白くて、一気に読んでしまいました。私が演じる西野はクラスにいたらすごく嫌だなあ、怖いなと思う役。すぐ感情的になったり、他人を攻撃したり。でも彼女がそうなった経緯や抱えているものを丁寧に演じたいなと思います。この約3年間は誰もが苦しんだ日々だったと思います。私自身も長崎から1人で上京し、不安な中で制限された高校3年間を過ごしました。この春高校を卒業した私が、また制服を着て、同世代の役者の皆さんと切磋琢磨(せっさたくま)できる日々をとても楽しみにしています。いつか私の人生を振り返った時に、とても尊い日々だったと思える濃い4カ月にしたいです。観てくださった方の背中を押せるような、明日から前を向いて生きていこうと思えるようなすてきな作品をお届けできるように精いっぱい頑張ります。

日本テレビは10日から生徒役の俳優を出席番号順に紹介するデジタルパンフレット(動画)を5日間連続で配信することも発表。動画は番組公式SNSで配信し、ナビゲーターをスピードワゴンの小沢一敬が務める。また、すでに生徒役の1人に7年ぶり民放連ドラ出演の女優芦田愛菜(18)が起用されることも明かされている。