歌手で俳優の森崎ウィン(32)が、女優森七菜(21)と俳優間宮祥太朗(30)がダブル主演を務める7月10日開始のフジテレビ系連続ドラマ「真夏のシンデレラ」(月曜午後9時、初回30分拡大)にレギュラー出演することが20日、分かった。

同作は森と間宮を筆頭に、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司ら若手俳優陣ら男女8人の恋の行方が交錯する“月9”の王道ラブストーリーだ。

森崎は月9初出演。本作で演じるのは、18歳の時に産んだ息子を育てるシングルマザー・小椋理沙(おぐら・りさ/仁村紗和)の元夫の村田翔平(むらた・しょうへい)。6年前に理沙との間に男の子をもうけ結婚し、海辺の町で子供を育てる約束だったが、理沙との生き方に対する歯車が狂いはじめ、離婚。現在は東京で暮らしている。親権は理沙にあるものの、毎年夏の初めだけは、翔平が息子の面倒を見てもいいという理沙との取り決めになっている。森崎が“父親役”をどのように演じてみせるのか注目が集まる。

森崎は「初めての月9。純粋にうれしいです。もう夏のキセキは僕に起きてますね。夏の暑さにも負けないくらいの熱量を持った制作スタッフ、キャストの皆さんとご一緒出来ること、すごく楽しみです! 2023年の夏恋物語に”村田翔平”として、寄り添って生きたいと思います。シンデレラたちにぴったりなガラスの靴を持って来るのは誰なのか。ぜひ最後まで見届けてくださいませ」と熱く語った。

夏がもたらした運命の出会いは突然訪れる-。海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人組。一方、東京で親の期待に応えて一流大学に入学し、それぞれの道へ進むも優等生な日々を送る男友達。通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、それぞれの恋模様を抱き、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく。目には見えない“格差”を男女たちは互いに乗り越え合うことが出来るのか。人のぬくもりを、恋のトキメキを、短くも甘く切ない夏に全力で胸を焦がす物語。真夏の太陽の下、波の数だけ出会いがあり、砂の数だけ恋がある。そして、夏物語のキセキが動き出す。

同作は市東さやか氏のオリジナル脚本となる。昨年、同局の「ヤングシナリオ大賞」を受賞。「silent」の生方美久氏を輩出した翌年の大賞受賞者で、注目が集まる。