漫談家街裏ぴんく(38)が24日、東京・浅草で単独ライブ「Little theateR」を開催した。

15回目の単独公演でチケットは完売。18万円のオーダーメードの新しいスーツで舞台に立ち、ウソ漫談という独自の芸風で爆笑の連続。今回も、10本近い新作ネタを下ろした。

ウソ漫談は玄人筋からの評価が高く、放送作家の鈴木おさむ氏をはじめ、笑福亭鶴瓶、カズレーザーらが絶賛。昨年のお笑いグランプリ「Be-1グランプリ」で優勝。テレビ出演も増えるなど、ブレークの兆しを迎えている。

公演前に取材に応じた街裏は「月に10~12本くらいライブに呼ばれています。テレビにも出られるようになりましたが、まだ、アルバイト生活からは脱出できてはいません。浅草は、修行した場所でもあるし、Vシネに出演した時には、女子高校生をさらった場所でした」と笑わせた。

今月は、TBSラジオ「脳盗」(日曜午後11時30分)の中で開催された、ポッドキャスト発掘企画「脳盗王」では、500を超える応募の中から、街裏が初代「脳盗王」に選ばれた。特典として「脳盗」のフランチャイズ番組としてのTBSポッドキャストの番組パーソナリティー権などをゲット。街裏は「神田伯山さんが、たしかラジオからブレークしたと思うので、私もそれにならって、このポッドキャストでさらに、ネタを広めたい。目指すのは、コンビニでアルバイトせずに、芸人として家族と食べていけることです」と話した。