X JAPANのYOSHIKIが1日、日本テレビ系音楽特番「THE MUSIC DAY2023」に出演し、89年のデビュー以来初めてテレビで歌唱を披露した。SNSでは「神々しい」「優しい歌声」「泣きそう」「夢みたい」「やっぱ天才」など、大きな反響が寄せられた。

昨年5月に最愛の母を亡くし、悲しみの中で書き上げた追悼曲「Requiem」と、X JAPANの8年ぶりの新曲「Angel」の2曲を、一夜限りのスペシャルメドレーで披露した。白いジャケットに、赤いバラを手にしてステージに立つと、思いをかみしめるようにピアノの前に座り、弾き語りでバラードを歌い上げた。

伸びのある優しい歌声に、SNSでは、心を揺さぶられた人たちが続々とツイート。「YOSHIKIさんが悲しそうで、こちらまで悲しくなる」「きっとお母さんに届いている」「歌うまかった。何でもできるのか」「思いが伝わるすてきな歌声」「YOSHIKIがテレビで歌った日」など、感動の声が相次いだ。

歌唱後、YOSHIKIは「母も旅立ってしまいましたが、僕ら生きている者は、これからも亡くなった人たちの分まで頑張ってやらなきゃいけないんだなって思っています。音楽を通じて、これから少しでも多くの人たちに愛を届けられるように頑張ります」とメッセージしていた。