11人組グローバルボーイズグループ、JO1が5日、東京・有明アリーナで、アリーナツアー「2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR 'BEYOND THE DARK」の初日公演を行い、初のドーム公演をアリーナツアー追加公演として11月に京セラドーム大阪で行うことをサプライズ発表した。

アンコールでバックビジョンにドーム公演開催が発表されると、会場に地鳴りのような大歓声が響き渡った。メンバーもガッツポーズで喜び合い、河野純喜(25)は「ついに京セラドームでのライブが決まりました!今年も忙しくなりそうです。一緒に最高の思い出を作りましょう!」と呼びかけた。

全国6都市13公演を行うグループ2度目のツアー初日。昨年のツアーではチケット即完売で11万人を動員しており、勢いそのままに初のドーム公演が決まった。リーダーの與那城奨(27)は「JAM(ファンの総称)のおかげです」と感謝し「これからも僕たちの成長を見届けてください」と話した。

ライブは全楽曲生バンド編成。単独ツアーでの有歓声開催は初めてで、1曲目の「Super Cali」から会場は満員のサイリウムの光と歓声で彩られた。9月発売の最新アルバム「EQUINOX」収録曲「RadioVision」を初パフォーマンスしたほか、ユニット曲も披露。「Touch!」では撮影OKとし、メンバーが客席まで下りてファンとハイタッチするなどして楽しませた。

川尻蓮(26)はツアータイトルに込めた思いも説明。「闇や恐怖、僕たちと一緒なら乗り越えられますよね? 一緒に闇の向こう側に行きましょう!」と呼びかけると、「イェーイ」と大歓声が跳ね返った。

個人仕事などで公演への準備が遅れていた川西拓実(24)は「(撮影が)クランクアップしました!」と報告。拍手が巻き起こる中、「みなさんと久しぶりにお会いすることができてうれしいです。とても楽しい時間になりました。笑っている顔を見て、元気もらっちゃいました」と笑顔で語った。

京セラドーム大阪での追加公演は11月24、25日に開催。同じくアンコールでは11月から出発するアジアツアーの詳細も発表し、開催地がジャカルタ、バンコク、台北、上海の4都市に決まったと明かした。河野は「こうやってツアーができるのもJAMのみなさんのおかげ。そのあたりがオフの方は一緒にアジアにも行きましょう!」と呼びかけた。【松尾幸之介】