麻生久美子(45)が7日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「高野豆腐店の春」(三原光尋監督、18日公開)完成披露上映会で、俳優人生60周年を迎えた主演の藤竜也(81)の格好良さに「やられた。すごい好き」と言い“ラブコール”を送った。一方で、幸せだと思う瞬間を聞かれ、前日6日に家族でアニメ映画を見に行った際、吹き替え番ではなく字幕版のチケットを買ってしまったにも関わらず、小学1年生の長男が喜んだことを挙げた。

「高野豆腐店の春」は、三原光尋監督(59)が脚本も手がけたオリジナル作品。物語の舞台は、尾道の風情ある下町の一角に店を構える高野豆腐店で、藤は愚直で職人気質な高野辰雄、明るく気立てのいい娘の春を麻生が演じた。劇中では、春の再婚話が浮上したり、辰雄が偶然の出会いから中村久美(62)演じる独り身の老婦人・中野ふみえに心ひかれてゆく、淡い恋模様も描かれる。

麻生は「久々に映画に関われた、藤さんの60周年記念に出演できた。自分の、お豆腐感が変わった。本当に大好きになったので、今日はお豆腐色の衣装を着てきました」と笑みを浮かべた。そして「藤さんが本当に格好いい…普段から、お芝居されていない時も、チャーミングで、かわいらしい一面もある。そのギャップにやられました、すごい好きです」と藤に呼びかけた。これには、藤も「弱り……ますね」と照れた。

麻生は、幸せだと思う瞬間は? と聞かれると「子どもたちの笑顔を見た時ですね。普通で、すみません」と笑った。「昨日ね、映画を見に行ったんですけど、アニメを見に行って字幕だったんです。吹き替えを買ったつもりが字幕。家族で行って、下の子が1年生。字幕で漢字が読めなくて、流れてくるのは英語…どうしようかなと思ったけれど」と、チケットを誤って買ってしまったと振り返った。それでも「いろいろ感じて見ていて、私を振り返って『こうだよね』と言ってくれるのが、分からなくてごめんね、というのと純粋に楽しんでくれたのが、うれしくて」と言い、長男の成長を喜ぶ母の顔を見せた。

この日は徳井優(63)山田雅人(62)桂やまと(48)も登壇した。