英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(42)夫妻が、今年5月に出版されたベストセラー恋愛小説「ミート・ミー・アット・ザ・レイク(原題)」の映画化権を300万ポンド(約5億5900万円)で購入したと英サン紙などが伝えている。今年6月に音楽配信大手スポティファイとの契約を打ち切られ、動画配信大手ネットフリックスとの契約継続が目下の課題である夫妻は、この小説を基に長編映画の製作に挑戦するという。
同書は見知らぬ男女が出会って1日を共にし、ひかれ合った2人が1年後に再会を約束するストーリーで、30代の男女の恋を描いた物語。舞台は妃が女優時代にドラマ「SUITS/スーツ」の撮影で長期滞在していたカナダのトロントで、主人公の1人は母親を事故で亡くしている設定のほか、メンタルヘルスの問題なども描かれており、夫妻と重なる部分が多いと言われている。
原作者のカイリー・フォーチュン氏は、「ネットフリックスと(夫妻の製作会社)アーチウェルと共に、映画化できることにとても興奮しています」とABCニュースにコメントを寄せている。
一方、ハリウッドでは5月から全米脚本家組合がストライキを行っている影響で、製作を進めることができず、中断している状態だという。また、全米映画俳優組もストを行っている影響で俳優と出演交渉もできないため、配役も未定だが、誰が主演するのか早くも注目されている。王室を離脱後に推定1億ドルで契約したネットフリックスで、夫妻はこれまで「ハリー&メーガン」や世界に改革をもたらすリーダーたちのドキュメンタリー番組を製作しているものの、映画の製作はこれが初となる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



