Sexy Zone菊池風磨(28)主演のカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11時)の第9話が5日に放送され、平均世帯視聴率が2・6%(関東地区速報値)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話から2・9%、3・0%、3・2%、2・3%、2・7%、2・9%、3・4%、3・0%だった。平均個人視聴率は1・4%で、第1話から1・5%、1・7%、1・7%、1・2%、1・4%、1・6%、1・9%、1・7%だった。

同局系初主演の菊池はモテまくるドSの設計事務所社長の夏目匠を演じる。社長として自ら立ち上げた「夏目設計」を経営する一方で、1級建築士としてさまざまな有名建築物を手がけている敏腕な男だ。容姿端麗、クールな性格で自分の欲望に忠実、料理の腕もプロ級で、都内のタワーマンションに1人で住んでいる。ヒロイン千堂八重を演じる元欅坂46長濱ねる(24)との共演は初となる。

長濱は今回が連続ドラマのヒロイン初挑戦。八重は匠の幼なじみでカフェ店員として働き、都内で友人とルームシェアをしている平凡な派遣女子。ある日、働いているカフェを辞めることになり、ルームシェアしていた友人が突然結婚して家賃が払えなくなり、さらに付き合っていた彼氏とも別れるというどん底に陥る。

原作は時名きうい氏による同名少女漫画でシリーズ累計450万部突破。今作が放送されている火曜午後11時開始の30分枠は、カンテレが「火ドラ★イレブン」と名付け、今年4月から新設された。

▼第9話あらすじ

10年ぶりに再会した健斗(黒羽麻璃央)は大手企業で出世街道まっしぐら、性格も相変わらず超がつくほどスマートで、匠は八重との結婚がウソだと知られたら、健斗は今度こそ八重を手放さないだろうと焦りを感じる。さらに、八重の初恋の相手が健斗だと思っている匠は、八重の恋心も再燃するのではないかと不安を募らせていた。

そんな中、匠が手がけたグランピングリゾートの記事がネット上に掲載され、結婚指輪をつけた匠と八重の仲むつまじい写真が話題になる。匠は、この記事がきっかけで家族や知人に結婚したことが知れわたれば、八重とのウソ婚を真実にできるのではないかともくろむ。しかし、そんな思いとは裏腹に、記事はある女性の目にとまってしまう。

時を同じくして、匠は健斗を紹介してほしいというレミ(トリンドル玲奈)の願いを聞き入れ、ホームパーティーを企画する。匠は豪華な手料理で来客をもてなし、八重との幸せを健斗に見せつけるつもりだったが、あいにく急な仕事で不参加に。レミや進藤(渡辺翔太)が八重を介して健斗と仲良くなるなか、夜、匠がやっとの思いで家に帰ると、玄関には八重と健斗の姿が。しかも、八重の手首には、匠がずっと渡したかった八角形のブレスレットが光っていた。