9人組ガールズグループNiziUが18日、初の単独スタジアム公演として、千葉・ZOZOマリンスタジアムで、グループ2度目の単独ツアー「“ココ!夏Fes.”」のファイナル公演を行った。スタジアム2日間で約6万人を動員した。

パレードカーに乗り、9人がマリンに“再登板”した。2年前の9月19日。フェスに初出演し、初めてファンの前に姿を見せた場所だ。リーダーのMAKO(22)は「ついにココにNiziUがやってきました。出た瞬間からドキドキと興奮が抑えられていません!」。MAYUKA(19)は「初めてWithU(ファンの通称)のみなさんの前で初パフォーマンスをした場所で、単独ライブをすることができて本当に幸せです」と喜びをかみしめた。

しかも今回は最初から最後まで“完投”する単独公演だ。この2年で日本国内女性アーティスト史上最速で東京ドーム公演を行ったなど“戦績”も十分だ。RIO(21)は「ファイナルですよ!恥を捨てて沢山叫んでくださいね!」とあおり、NINA(18)は「最後のパフォーマンスで、成長した姿をお見せできたらいいなって思っています」と気合十分。

ツアーは7月1日の佐賀公演からスタートした。スタジアム公演では「Short Trip」「Sweet Bomb!」「Super Summer」の3曲が新たに加わり、全曲バンド演奏の“直球勝負”に作戦変更。スタジアムという広い会場でも、NiziUのパフォーマンスが負けることはない。MAYA(21)は「朝から幸(さち)、フルマックスでございます」と、満面の笑みを浮かべた。

同グループは“現地観戦”がオススメだ。キレキレのダンスを踊りながら、かぶせがほとんどない、ブレない生歌でパフォーマンスする。アイドルのイメージで観戦すると、鳥肌が止まらなくなるため注意が必要だ。ライブは約3時間半で、これぞNiziUといった「Make you happy」「Joyful」などのストレートから「Love&Like」「All right」などの変化球も織り交ぜ、全27曲を披露。「Take a picture」では、メンバー念願の花火の演出も加わった。

ツアー全体としては全17公演で、計18・5万人以上を動員した。20年12月デビューの“若手球団”だが、ファンが多い。チケットは2年連続即完売だ。RIKU(20)は「本当に私はいい人ばかりに恵まれて。こんなにいい人にたくさん出会えてよかったなって思います。皆さん、私と出会ってくれてありがとうございます」と言葉に力を込めた。AYAKA(20)は「WithUの皆さんは、私が幸せにしたいなと思います」と約束した。

活動していればストライクが入らないことや、悔しい思いをすることもあるだろう。そんな時、チームにはファンの存在が不可欠だ。誰よりもファンのことを考えているRIOは「WithUとNiziUの心がつながったライブだったかな」とし、「どんなことがあっても、この瞬間、このステージに立たせてもらった幸せっていうのは一生忘れないと思います」と涙ぐんだ。さらに「私たち9人だけではその夢(さらに大きなステージでのライブ)はかなえられないので、これからもNiziUのことを応援して、愛してくださったらうれしいなって思います」と言葉を振り絞った。

このチームは“全員野球”が強みだ。誰ひとり欠けてはいけない。ライブ開演前の影アナは全員で行い、MIIHI(19)は「次のステップへ向かうスタートの日でもあります」、RIMA(19)は「その新しいスタートラインに一緒に立ってくれてありがとう」。今後は日本を飛び出し、よりグローバルに、世界を視野に活動範囲を広げていく。どんな困難があっても、9人で力を合わせて乗り越えていく。世界が注目のグループ。NiziUナインは言うならば今年の“NO・1プロスペクト”だ。【佐藤勝亮】