ロバート秋山竜次(45)とモデルで実業家のマギー(31)が、米映画「スラムドッグス」(ジョシュ・グリーンバウム監督、11月17日公開)の日本語吹き替え版で声優を務めることが20日、分かった。

秋山は飼い主のダグに捨てられ復讐(ふくしゅう)を決意したボーダー・テリアのレジー、08年のデビュー以来、声優に初挑戦したマギーは自身の芸名と同じオーストラリアン・シェパードのマギーを演じる。

主演の秋山は、19年の米英合作映画「キャッツ」日本語吹き替え版で猫、20年には架空のクリエイターに扮(ふん)する自身の企画「クリエイターズ・ファイル」で大型犬を演じており「犬なんだけどちゃんと演技をしています。なめちゃいけない」と作品を絶賛。中年テディベアの下品な言動で世界的にヒットし12、15年に公開された米映画「テッド」を製作したユニバーサル・スタジオの最新作で「あいつの大切なチ●コをかみちぎってやる!」などのセリフもある。「こんなに公式に下ネタ言っていいんだ! ということで思い切って演じました」とアフレコを振り返った。

マギーは「マギー役でマギー、そして20代からナレーションや吹き替えのお仕事をしたいと思っていたのでめちゃくちゃうれしかった」と喜んだ。自身、チワックスを飼っており「ひとり暮らしの方々なら共感していただけるかと思うのですが、10年間一緒にいて普段から彼女の思いを私がアテレコしながら過ごしていて生かされたかな。犬役は今後もあまりないと思うのでとても貴重な経験ができた」と手応えを口にした。