NEWSの小山慶一郎(39)が16日、MBSテレビの生情報番組「よんチャンTV」(月~金曜、午後3時40分=関西ローカル)に出演。宝塚歌劇団の25歳宙組団員が転落死した問題に言及した。

番組では、元宙組の劇団員から送られてきたメールを紹介。内容は「(元劇団員が在籍時の)宝塚音楽学校の伝統的な指導は、パワハラを超えるものが数々あった」とするもので「タップシューズを顔面に向かって投げられたり、厳しい指導で制服が涙と鼻水で汚れても、拭く事さえ許されなかった。その制服を洗う事も許されなかった」などとつづられていた。

さらに「お手洗いに行く事も、食事をとる事も、お風呂に入る事もできないのが1年目の常識だった」と内情を訴え、「自分たちが2年目の本科生になった時、後輩に厳しい指導はやめようと試みたが、上部学校関係者に『きちんと指導しないと伝統は守られない』と言われ、後輩の指導を強制された」と書かれていたという。

小山は「後輩に優しくしようとした先輩が『なぜ(厳しい指導を)やらないんだ!』っていう教えで、自分もやらないと何か影響が出てしまうとか…その環境を誰も止められなかったというのが恐ろしいですね」と話し「その方(指導を強要した音楽学校の上部学校関係者)が今後、発言しなきゃいけないかもしれませんね」と、厳しい面持ちで語った。