吉高由里子が紫式部を演じる2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(1月7日スタート、総合日曜午後8時など)のメインビジュアルが24日、公式サイトなどで公開された。

十二単(ひとえ)の和装に身を包み髪を分けた吉高がたたずむショット。制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーは「彼女の美しさ、たおやかさが、息づくように見えるものを、とデザインして頂いたメインビジュアル」と紹介した。

メインビジュアル制作者はクリエイティブディレクター市耒健太郎氏。「スマホや人工知能全盛のめまぐるしい時代だからこそ、あえて深呼吸して、はるか古の作家の生きざまに想いをめぐらせて、『光る君へ』を1年間楽しんでいただければ」と呼びかけている。

▽制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサー 平安時代、紫式部、主役は吉高由里子さん、という「光る君へ」の前提はもちろんのこと、彼女の美しさ、たおやかさが、息づくように見えるものを、とデザインして頂いたメインビジュアル。衣装がよく似合って本当にきれいな吉高さんの、何枚もの写真の中でハッと惹きつけられたのが、この一枚です。誰かに微笑んでいるような、自分の内面を見つめているような。冷静なような、心の揺れをじっとこらえているような。とらえきれない、そして目を離せないこの表情に、私たちの「まひろ」がいる、と確信しました。まひろは、美しくたおやかで、謎めいた女性です。このメインビジュアルをお届けすることによって、まひろの人物、人生に思いを馳せ、いっそうドラマを楽しみにしていただけると存じます。

▽クリエイティブディレクター市耒健太郎氏 時代を超えても、きっと変わらない人間のきもちがある。今回の大河ドラマのテーマをお伺いして、始めに感じたことです。恋の美しさとはかなさ。運命の優しさと厳しさ。創造性の輝きと葛藤。そんな普遍的な人間らしさを、「この想い1000年前も1000年後も」という言葉に込めました。スマホや人工知能全盛のめまぐるしい時代だからこそ、あえて深呼吸して、はるか古の作家の生きざまに想いをめぐらせて、「光る君へ」を1年間楽しんでいただければ幸いです。

◆市耒健太郎(いちき・けんたろう) 東京芸大大学院修了。博報堂を経て、独立。クリエイティブディレクター兼フィルムディレクター。創造性を研究する学校、UNIVERSITY of CREATIVITYを主宰。