綾野剛(41)が4日、都内で主演映画「カラオケ行こ!」(24年1月12日公開、山下敦弘監督)の完成披露試写会に出席し、同作の歌のパートを全編裏声で歌っていることを明かした。

今作は和山やま氏の人気マンがを映画化。変声期に悩む中学生と、歌に悩むヤクザというあり得ない出会いから始まった2人の“青春”を描く。

絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児を演じる綾野は「非常に難関な役でした」と振り返った。綾野は、劇中で齋藤潤(16)演じる思春期の合唱部部長の中学生・岡聡実とX JAPANの名曲「紅」を歌う。作品作りの第1歩は、歌を愛すところからだったとし「潤君演じる岡聡実の青春の一変を集結させた現場の一変になれたことがうれしかった。狂児恐ろしいほどの情念を持って歌っています。これぽっちのお遊びなしで狂児は『紅』と向き合っています。音楽から入っていくという役作りもまた新しくて、潤君と試行錯誤しながら『紅』という壮大な曲に向き合っていた時間がより2人の関係を強固な者にしていたと思う」と撮影を振り返った。

綾野演じる狂児は「紅」に強い思い入れはありつつも、歌は上手ではないという設定。役柄の思いをくみ取り、何度か歌の練習を重ねたと言うが、歌がうまくないという設定を考え最終的には「ほぼほぼ一発で勝負していくとう感じだった」と。山下敦弘監督(47)も「練習しなくていい」と綾野に伝えたといい、綾野は「裏声が気持ち悪いという設定ですので。全編裏声で歌っています」と打ち明けた。

物語は、合唱部部長の聡実が狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならない。聡実は狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が訪れるというストーリー。

芳根京子(26)、北村一輝(54)、チャンス大城(48)も登壇。