女優橋本環奈(24)が主演、カンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(月曜午後10時)の第9話が11日に放送され、平均世帯視聴率が4・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話から6・3%、5・6%、5・3%、5・1%、5・0%、5・1%、4・7%、4・8%だった。平均個人視聴率は2・6%。第1話から3・6%、3・1%、2・9%、3・0%、2・8%、2・7%、2・8%、2・9%だった。

▽第9話あらすじ

警察のスキャンダルを追っていた新聞記者・芹沢詩織(石井杏奈)の転落事故死の真相が、脅迫者Xの正体につながるかもしれないと捜査を進めていた湯川班。そのさなか、湯川(沢村)の情報屋で、転落事故について探っていた片桐(米本学仁)が何者かに殺された。遺体の第一発見者となった湯川は容疑者となり、そのことに納得がいかない湯川班は、捜査から外される。信頼する上司が犯人扱いされたことに怒りがおさまらない中西(徳重聡)は、湯川の無実を証明しようと、上の命令に背いてでも捜査すると宣言。しかし、冷静さを欠いた行動をたしなめるさゆり(松本)と険悪なムードになり、湯川班はバラバラになってしまう。

その頃、円(橋本)も、片桐を殺害し、美和(前野えま)を悲しませた犯人に怒りを覚えていた。さらに、約束通り経費20%削減を達成したにも関わらず、榊山官房長(福井晶一)から万町署が予定通り統廃合されると告げられ、ショックを受ける。自分が本庁からの特命を断ったせいだと責任を感じる円は、万町署を守りたい一心で、ある人物のもとを訪ねる。

一方、湯川は、「Xの正体がわかった」と片桐が言い残して死んだことから、警察の監視下を抜け出し、Xについて独自に調べを進めていた。同じく円も、1億円盗難事件を足がかりに、Xの正体を暴こうと動きだす。すると、1億円が盗み出された当日、署内で怪しい動きをしている人物がいて…。