「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」を手がけた漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が3月1日に急性硬膜下血腫で亡くなった。68歳だった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトが8日、発表した。

この訃報を受け、声優界も哀悼の意を表した。

ハリウッドで実写映画化した「DRAGONBALL EVOLUTION」で悟空の吹き替え声優を務めた山口勝平(58)は自身のSNSで「鳥山先生、、、いろんな形でずっとお世話になりました。残念で鳴りません。。。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。「各先生方のコメントに電車の中にもかかわらず涙がとまりません」と心境をつづった。

また、「ドラゴンボール」で長年、ピッコロ役の声優を務めていた古川登志夫(77)は、自身のX(旧ツイッター)にピッコロのフィギュア写真をアップ。「マネジャーさんからもたらされた鳥山明先生の訃報……『マコさんに次いで今登志夫さんにお報せするのですが……』真っ先に頭に浮かんだのは「マコさんはどんなお気持ちだったろうか?!」ということだった」と切り出し、主人公の孫悟空の声優を務めた声優野沢雅子(87)をおもんぱかった。

「進撃の巨人」エレン・イェーガー役を務めた声優梶裕貴(38)が8日、自身のSNSを更新。「鳥山明先生。沢山の夢と希望をありがとうございました。悟空とクロノは、僕の青春です。これからも。そして、ドラクエ8主人公の声を担当させて頂けたことは、自分にとって夢のような出来事であり、そして一生のの誇りです。ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

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