「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」など、日本を代表する少年漫画の第一人者として知られる、漫画家の鳥山明さん(とりやま・あきら=本名同じ)が、3月1日に亡くなった。68歳だった。連載していた「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで8日、発表された。

16年親交のあったお笑いタレント、チキンナンバン大川知英(45)がこの日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に電話で生出演。メールでやりとりする中で最近、鳥山さんからメールで「具合が悪い」と言われていたことを明かした。

番組MC石井亮次(46)から「今回、亡くなられたというのが3月1日ですかね。お聞きになったのは、私たちと一緒のタイミングですか」と聞かれて「一緒のタイミングです」と答えた。

石井から「びっくりしましたね」との問いかけに「いや、もう、言葉、出なかったです」とひと言ずつ区切って返した。

そして石井から「何か具合が悪いとか、そういう話はあったんですか」との質問に「あっ」と短く答えて「そうですね、昨年ごろにメールで『ちょっと具合が悪い』とは言われていた。メールも控えようかなと思っていまして。メールも何回かしたんですけど、返りも、いつもはあるんですけど、なかなかなかった」と話し「心配はしていましたが、まさか、と思いました」と語った。

石井から「表に出るのは極端にいやだったという方なんでしょうか」と訪ねられ「おうちからなかなか出ない方だと思います。何回かテレビ出演のオファーとかも、いろいろボクいただいていたんですけど『全部大川くんが答えていいからね、私はもうテレビは出ないので』という。そういう方でした」と話した。

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