フジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜午後6時)で「まる子」役を演じた声優のTARAKOさんが4日未明に亡くなった。63歳だった。

TARAKOさんがメンバーの1人として1996年(平8)に設立し、自身が作・演出を務めた舞台制作集団「WAKUプロデュース」は9日、公式ブログに追悼のコメントを発表した。

「TARAKOが天使になりました。急なことで、皆様には大変驚かれたことと思います。WAKUもまだ、到底現実とは思えない状況にあります。何も言葉が出てきません。TARAKOは常に周りのみんなの健康を気遣ってばかりでした。『元気でいてね』というTARAKOの声が今も響いています。TARAKOはこれからも私達のそばにいてくれると信じています。それはTARAKOの書き続けていた世界観なのですから。どうか、TARAKOを、TARAKOの書いた作品を、TARAKOが演出したWAKUの芝居を、いつまでも忘れないでいてください。心よりお願い申し上げます」

WAKUプロデュースは、TARAKOさんが作・演出を担当したプロデュース公演「something どこにいても ここ」を23年12月6~10日まで都内で上演していた。「WAKUの今後につきましては、改めてお知らせ致します。皆様、どうか元気でいてください」とした。