米女優エマ・ストーン(35)が映画「哀れなるものたち」(ヨルゴス・ランティモス監督)で主演女優賞を受賞した。エマ・ストーンは「ラ・ラ・ランド」以来2度目の主演女優賞受賞。同作は衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の4部門で受賞を果たしました。

エマ・ストーンは授賞式で着用したドレスのファスナーが壊れてしまったようでスピーチで「なんてこと、ドレスが壊れてしまったわ。本当に本当に驚いています。掠れ声ですみません。候補者の皆さん、サンドラ、キャリー、アネット、リリー、みなさんとこの賞を受賞したと思っています。みなさんから刺激を受けていますし、この場所に一緒にいられてとても光栄です」とあいさつ。続けて「私は全ての出演者、スタッフ、愛と心遣いと才能を注ぎ込んでくれた全ての人とこの賞を分かち合えることを心から名誉に思います。そしてヨルゴス、ベラ・バクスターの人生という贈り物を授けてくれたあなたに感謝します」と感謝。「私の家族に感謝したいです。お母さん、兄弟のスペンサー、お父さん、夫のデイヴ、愛しています。そして、あと3日で3歳になる私の娘は、私たちの生活をカラーに変えてくれました。空よりも大きな愛を送ります。ありがとうございました。(壊れたドレスの)後ろ姿は見ないでね」とスピーチした。

同作は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出ていく…。

【写真特集】えっ、素っ裸!? アカデミー賞ステージにムキムキ男 豪華衣装でスター共演>>