俳優阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜午後10時、最終回は15分拡大)の最終話29日、放送された。同作の主題歌「二度寝」を担当したヒップホップユニットCreepy nutsのR指定(32)とDJ松永(33)が事前告知なしの電撃出演を果たした。

2人は大学生役で登場し、タイムマシンに密かに乗車。昭和に戻った市郎(阿部サダヲ)が教頭として迎えた卒業式でもスペシャルゲストとして「二度寝」を劇中で披露した。

X(旧ツイッター)ではCreepy nutsの電撃出演に「松永さんは昭和でアナログDJ卓をそろえたんだろうなと思ったけど、Rさんは何買ったんだろうな」「R-指定 DJ松永 Creepy Nuts 未来に帰ってこいw」「なるほどこんな使い方があったのか! 最終回にふさわしいエンディング!」などと書き込まれていた。

同ドラマは「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」など愛される作品を生みだした、脚本の宮藤官九郎氏と磯山晶プロデューサーと阿部の黄金タッグ、最高のキャストでお届けする意識低い系タイムスリップコメディー。阿部演じる主人公・小川市郎はひょんなことから1986年から2024年の現代へ。昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回すが、市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくことに。タイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディー。