「みずいろの雨」や「パープルタウン」などで知られるシンガー・ソングライター八神純子が、6月30日に米国ニューヨークの名門ジャズクラブ「バードランド」でソロライブを開くことが、5日発表された。

NY公演にはコンサートツツアー「キミの街へ」でサポートしているピアニスト宮本貴奈(たかな)と2人で臨む。往年のヒット曲だけではなく、最新作「TERRA~here we will stay」も披露する。八神は「とてつもないチャレンジだけど『TERRA』という楽曲の力を信じて届けたい」と話している。

八神は昨年6月、全米の「女性ソング・ライターの殿堂」で日本人初の殿堂入りを果たした。70年代から80年代のJ-POPが世界的ブームとなり、「黄昏のBAYCITY」などの楽曲も欧米で再評価されている。

今回ソロライブを開くバードランドは、「Lulaby of Birdland」(バードランドの子守唄)という曲があるほどの名門ジャズクラブ。八神の日本でのコンサートで「TERRA」を聞き感動した、ニューヨーク在住の音楽コーディネーターがバードランド関係者に話を持ちかけて実現した。

楽曲「TERRA」は温暖化をはじめとする環境問題や人種差別、紛争など、ラテン語で地球を意味する「TERRA」が抱える問題を壮大な時間軸の中で問いかけた11分強の組曲。八神は当初、英訳することも考えたというが「以前、私たちが洋楽を楽しんだように、アメリカでは外国の言葉で音楽を楽しむ土壌ができている。母国語で訴えるからこそ届くはず」とあえて日本語で歌う。

バードランド公演を記念して、日本でも5月21日に東京・丸の内のコットンクラブで2回公演のライブを開催する。