OSK日本歌劇団のトップスター楊琳(やん・りん)と娘役トップスター舞美(まいみ)りらが5日、大阪市の大阪松竹座で「レビュー春のおどり」(6~14日)の公開ゲネプロを行った。

8月に退団する楊琳と舞美にとって、最後となる「春のおどり」。第1部では2年ぶりとなる和物のレビューショー、第2部では2人も出演したNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の要素を盛り込んだエネルギッシュな洋物レビューショーを繰り広げる。

05年にOSK入所、07年に大阪松竹座「レビュー春のおどり~桜咲く国2007・輝く未来へ」で初舞台を踏んだ楊琳は「最後って実感は今でもわいてなくて。作品の内容や歌詞が、そういうニュアンスになっているので、歌って踊って、『あ、自分辞めるんだな』ってくらい実感がなかった。まずは皆さまに『春のおどり』をしっかり届けたい気持ちでいっぱいです」。舞美も「卒業する公演が始まる実感がない」と言い、いつも通りを強調しながらも「集大成をお見せできるように」と語った。

大阪では桜が満開を迎えている。「桜咲く国」に代表されるように桜はOSKを象徴する花。公演開始に合わせて桜が満開を迎えていることに、楊琳は「よくぞ待っていてくれた。こういう引きの強さがOSKかな」と笑いながら、「桜に負けずに舞台上で満開に咲かなければ」と意気込んだ。

楊琳、舞美の退団公演は「レビュー春のおどり」の後、南座「レビューinKyoto」(7月)、東京・新橋演舞場「レビュー夏のおどり」(8月)が行われる。