タレントの蓬莱(ほうらい)舞(19)が10代最後の1年で勢いに乗っている。

デジタル写真集発売のほか、3月には日本とラオス合作の短編映画「虚空」出演も発表。春からはABEMAドラマ「死ぬほど愛して」、フジテレビ系ドラマ「MADDER その事件、ワタシが犯人です」など出演作も続々とスタートし、4月には「週刊ヤングジャンプ」表紙、5月6日には出演映画「悲しみと怒り」で横浜国際映画祭のレッドカーペットにも登壇する。このほど取材に応じ、若くして飛び込んだ芸能界での苦悩とこれからの活動について語った。

芸能界に入ったのは中学1年生の頃。小学生の頃からモデルとしてファッションショーに出演しており、現在の事務所にスカウトされた。「もう8年目なので、事務所の中でも古参です」と笑う。学校に通いながら芸能活動に励んだ中学、高校時代。演技の仕事のオーディションで思うように結果が出ずにもがいていたところ、「初めて受かった」のが「ヤングジャンプ」主催の美少女の登竜門とされる「制コレ22」。高校2年生でグランプリをつかんだ。

「受かると思ってなかったので、驚きました。最後の16人まで残ってカメラ審査とかをしたんですけど、私はSNSのフォロワーも少ないし、無理だろうと思っていたら通って。いまだに何でなのかわかっていないんです」と照れ笑いを浮かべた。

そこからはグラビアを中心に仕事も増え、昨年は初写真集も発売。演技の作品撮影も多く仕事では良い1年を過ごしたが、「厄年だったのでプライベートでは体調不良になったり大変でした(笑い)」と振り返った。「厄年をばかにしていましたね。1か月間ずっと風邪っぽい症状が続いたり、入院もしました。年末にコロナにかかって、年末年始は外に出れなかったんです…! 今年は気をつけたいですね」。

現在も地元静岡県で過ごしており、仕事のたびに上京する生活を送っている。「1人暮らししたいですけど、両親から『心配だからやめなさい』ということで止められていて…。いつかはしたいですね」。時間がある時は愛犬の世話や、最近はギターにもハマっているといい「練習しています。新しいギターがほしいなと最近思っていますね」と笑顔で話した。

今年は10代ラストイヤー。「演技の仕事はもっと大きな役をドラマや映画で多くいただけるように頑張ること。復讐(ふくしゅう)ものだったり、重たい内容の映画とかが好きなので、そういう作品に出てみたいですね」と意気込む。座右の銘は「良い花は後から」。19歳ながら、人知れず励んできた期間を表すような言葉を選んだ。「もう8年やっていますからね。苦労人です。これからも泥水をすするつもりで頑張ります」。節目の20歳へと気持ちよく突入すべく、これからもコツコツと進んでいく。【松尾幸之介】

◆蓬莱舞(ほうらい・まい)2006年(平18)1月17日生まれ、静岡県出身。日本人の父と、フィリピンと中国、スペインをルーツに持つ母のもとに生まれる。名前は芸名で「縁起がいい」と静岡県にある橋、蓬莱橋からとった。学生時代は吹奏楽部でコントラバスなどを担当。憧れの女優は山田杏奈。自宅では愛犬のチワワのほか、亀3匹とトカゲも飼っている。最近は編み物もマイブーム。商業高校出身で、簿記や情報処理、習字も得意。160センチ。