タレント大平サブロー(69)が16日、大阪市のYES THEATERで芸歴50周年CDアルバム「オレの人生こんなもの」&記念ライブツアー「しっかりしたねぇ」(11月9日、同所ほか)発表会見に出席した。
漫才トリオ、レツゴー三匹に弟子入りし、76年大平シローさんと「太平サブロー・シロー」を結成。1980年代の漫才ブームを駆け抜け、32歳で吉本からの独立、5年後に復帰と波乱に満ちた芸人人生を送ってきたサブローが、50周年を記念にCDを出すことになり、「それなら、イベントもしっかりやろう」と行うツアー。
公演名の「しっかりしたねぇ」は、19歳の時に初めてメークをしてくれたお姉さんと65歳になって再会したときに「しっかりしたねぇ」と感想をこぼしたことにインパクトを受け、命名した。YES THEATERを皮切りに奈良、和歌山など5カ所を回る。
YES THEATERには、タイヘイトリオ門下の兄弟子であるザ・ぼんちやティーアップ、シンクタンクのタンクが出演し、「一門が久しぶりに集まって、ネタもももちろん、振り返ってトークをしたり」と思い出話に花を咲かせる。
一方、CDは10月8日発売。会見ではコンプラで息苦しい世の中をイメージして作った「アカン・アカン・アカン!」とタイトル曲でもある「オレの人生こんなもの」の2曲を披露した。
コンプラについては「守られへんから芸人になってるんですよ」と笑いながら、「今は学校(NSC)がある。いっぱい数が入ってくるし、競争力が激しい。なおかつ、規制がいっぱいかかってる。今やったら、僕、お笑いやってない気がします。まず勝ち抜く自信がない。自分の思ってるものを出せない。あの時代やからちょっとグレーっぽいものにあこがれてやったんであって、今みたいにオフホワイトでもアカン的な世の中に囲まれたら、デビューしてなかったかな。売れてなかったと思います」と若手を思いやった。
事務所を辞めていく後輩に対しては「辞めた人に言いたいですね。僕は吉本に戻って33年やれてきた。これはもう会社のおかげ。吉本へのヨイショじゃなく感謝です。芸人て1人で生きていける生き物じゃない。息切れする。吉本はいろんな頭脳が集まってて相談ができる。才能はあると思うけど、10年後、15年後持つようなスタミナ作りをしてほしいですね」とアドバイスを送っていた。



