歌手で俳優のケニー大倉(52)が19日、東京・ラドンナ原宿で「ケニー大倉バースデイディナーショー2025」を開いた。「泣かないでベイビー」「月に抱かれて」などのオリジナル、そして初披露の新曲「Dear My Friend」など全19曲を熱唱した。

23日に53歳の誕生日を迎えるケニーは青いスーツで登場。「1週間禁酒して、この日に備えました。今日は一粒万倍美、大安です。トークが3分の2、歌が3分の1でもできますが、今日はトークを封印して頑張ります」と話した。

2014年(平26)11月19日に62歳で亡くなった父ジョニー大倉さんは来年が13回忌。ジョニーさんのために作った「月に抱かれて」を熱唱して「来年は弟の大倉弘也と一緒に何かやろうかなと思っています。来月の19日の命日は(コンビニの)『ミニストップ』のソフトクリームを食べてください。オヤジが大好きでした」と笑った。

そして2年半ぶりの新曲となる「Dear My Friend」を初披露。「僕が作詞して、元々はロックだった曲をアレンジしました。新たなチャレンジです」。ジョニーさんの楽曲「リバプール殺人事件」を芝居を交えながら歌った。

バースデーケーキのろうそくを吹き消した後は、母のマリーさんをステージに上げて「僕ら3兄妹の母であり、ジョニー大倉の奥さんのマリーさんです。お母さんというより、お姉さんみたいな感じですね。ありがとうね」と感謝の言葉を贈った。マリーさんは「今日はケニーのために集まってくださいまして、ありがとうございます」と頭を下げた。

ゲストとして作詞家売野雅勇氏(74)とMax Luxが登場。売野氏は「『リバプール殺人事件』は、ケニーにとって新境地。あの形式はデビッド・ボウイが始めて、日本では美輪明宏さんがやっている。ぜひ、頑張って」。Max Luxは売野試作詞の大ヒット曲「二億四千万の瞳」を歌って、大きな拍手を浴びた。

ゴールドの衣装に着替えたケニーは「今日はバースデイライブだから好きなようにやらせてもらう」と宣言して、西城秀樹メドレー、オールディーズメドレー。そして「ファンキー・モンキー・ベイビー」などジョニーさんがメンバーだったキャロルのメドレーを披露。

ケニーは「夢は口にしていれば、必ずかなうといいます。僕はいつか、歌手としてNHK『紅白歌合戦』に出ること、そして俳優として映画で日本アカデミー賞のレッドカーペットを歩くことが夢。ずっと言い続けます」。最後は「好きにならずにいられない」を歌い上げ、「ロックンロール・マジック」で締めくくった。