女優中山忍(52)が22日、東京・千代田区の丸の内ピカデリーで、上映中の映画「ガメラ 大怪獣空中決戦」(金子修介監督)の4Kデジタル修復版上映会で舞台あいさつを行った。

ガメラ生誕60周年プロジェクトの一環で、95年公開の「大怪獣-」が最先端の映像と音響技術でよみがえった。

宇宙の守護神ガメラと超遺伝子獣ギャオスの戦いを描いたストーリー。中山は鳥類学者を演じて日本アカデミー賞優秀助演女優賞などに輝いた。

金子監督は同作と「ガメラ2 レギオン襲来」(96年)、「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」(99年)の「平成ガメラ3部作」でメガホンを取った。

中山が96年度のブルーリボン賞で最優秀助演女優賞を受賞した時、姉の中山美穂さん(24年12月に死去)が「Love Letter」で主演女優賞を受賞した。「姉妹共演、公の舞台で姉妹そろって立つというのが、結果的にあの時が最初で最後になってしまった」と振り返って、「当時、女優として頑張っていけるのか迷いもあったので、あの賞で勇気をもらった」と続けた。「姉が主演女優賞をいただいた晴れ晴れしい場所で姉妹で並んで立てたこと、ガメラや監督、長峰真弓という役に出会えたこと。30年たってここで皆さまにお礼を伝えたい。ありがとうございました」。そして「泣いちゃう。ごめんなさい」と言って目を潤ませた。