結成15年以内で争う漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」決勝が行われ、たくろうが第21代王者に輝いた。
エバース、ドンデコルテとの最終決戦を制した。過去最多で1万1521組の頂点で賞金1000万円などを手にした。
最終決戦で、たくろうは、きむらバンドが米国ビバリーヒルズに憧れる人を演じ、映画の吹き替え版のようなトークを展開。赤木裕がしぶしぶ、吹き替え風のトークで付き合うネタを披露した。きむらからセレブの友人を紹介された設定の赤木は「ヤフーで天気予報を見ているジョージさ」など、一般市民ぶりを炸裂させる自己紹介などで大きな笑いを誘った。
ファイナルジャッジでは、審査員9人のうち、かまいたち山内健司がドンデコルテに入れた1票を除く8票をたくろうが獲得する完勝。アンタッチャブル柴田英嗣は「たくろうの2本目は100点つけてもいいかな、というぐらい面白かった。後半正直、笑って聞いてなかった。それぐらい笑わせてもらいました」と最大級の賛辞を贈り、笑い飯哲夫も「最近、大阪の方からチャンピオンが出てなくて久しぶりなんですよね。わがことのようにうれしい」と喜んだ。
決勝にはヤーレンズ、真空ジェシカ、ドンデコルテ、エバース、ヨネダ2000、豪快キャプテン、めぞん、ママタルト、たくろうに、敗者復活戦を勝ち抜いたカナメストーンを加えた10組で争った。たくろうは決勝初進出で栄冠を手にした。
大会はプロアマ問わず結成15年以内のコンビに出場資格がある。審査員は海原ともこ、柴田英嗣、哲夫、博多大吉、塙宣之、山内健司、中川礼二、後藤輝基、駒場孝の9人が務めた。1次ラウンドは審査員が各100点、合計900点満点で採点。上位3組が再びネタ披露し、最多票を得た組が優勝となる。
◆たくろう 赤木裕(あかぎ・ゆう)は1991年(平3)10月24日、滋賀県大津市生まれ。NSC(吉本総合芸能学院)大阪校37期。趣味は野球、空手。きむらバンドは1990年(平2)1月28日、愛媛県松山市生まれ。NSC大阪校36期。趣味はボートレース、ドライブ、ギター、ベース。16年3月9日にコンビ結成。コンビ名はそれぞれが大ファンの木村拓哉(きむら)とイチロー(赤木)からとっている。吉本興業所属。24年第54回NHK上方漫才コンテスト準優勝。



