元TBSアナウンサーで、同局の人気音楽番組「ザ・ベストテン」司会や、テレビ朝日系「ニュースステーション」のキャスターとして知られる、久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため亡くなった。81歳だった。所属事務所「株式会社 オフィス・トゥー・ワン」が13日、公式サイトを更新し、発表した。
TBSの後輩のフリーアナウンサー生島ヒロシ(75)が、久米さんを追悼した。
「年齢で6歳、僕は米国に行ったりしてたのでアナウンサーのキャリアは9年も先輩の久米さんでした。クールなんだけど、局アナ時代はポイント、ポイントで細かく、さりげなく教えてくれました。アナウンサーとは、こうあるべきだという考えを持っていて『予定調和になるな』と言われました。そのためにボキャブラリーを増やせ、普段から勉強しておけと言ってました。1979年(昭54)にTBSを辞める時は、僕とか松宮一彦といった後輩を呼んで、赤坂でおいしいしゃぶしゃぶをごちそうしてくれました。そして『これからはフリーの時代が来る。その時は“久米オフィス”によろしく』って言ってました。久米さんは最後の1秒の1秒までしゃべりきって、無駄にしなかった。大変勉強になりました。81歳は、今の時代では早い。お世話になりました。ご冥福を祈ります」



