女優の生見愛瑠(24)となにわ男子の道枝駿佑(23)が20日、都内で映画「君が最後に遺した歌」(三木孝浩監督)初日舞台あいさつに登壇した。

同作は道枝の初の単独主演作。詩作がひそかな趣味の青年・水嶋春人(道枝)と、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」の症状を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つクラスメート・遠坂綾音(生見)の10年間を描くラブストーリー。

ブラックのワンピースで登壇した生見は「無事公開の日を迎えられてすごくうれしく思います」とあいさつ。生見は約1年半かけて、未経験だった歌とギターを猛特訓して撮影に臨んだ。同作音楽プロデューサーの亀田誠治氏のもとで学び「綾音にとって音楽は無くはなくてはならない存在のもので1個も妥協が許されないものでした」と回想。分厚い壁だったが「すごく燃えましたし大変なこともあったんですけど、本当に貴重な経験でした」と全力で挑んだ。クランクイン前から、どんな現場にもギターを持っていったため、周囲からは「あなたは何になるの?」と不思議がられていたという。「解禁前なので言えなくて、『趣味です』と言って乗り切りました」と笑った。

道枝と三木監督はライブシーンでの生見の歌声と演奏に強く心を動かされた。道枝は「本番で聞いてに感動して、すごい涙がでてきたのでファーストリアクションを映像に収めていただきました」と明かした。

三木監督は、パブリックイメージとは異なる印象を受けたという。「生見さんってこんなお芝居するんだと。ちゃんとむき出しの感情でライブシーンとかもゾーンに入って我を忘れて歌う歌い方ができていた。現場で見て泣けてきた」と称賛。「想像の200%でやってくれた。僕は謝らないといけない、生見さんを過小評価していた」と最大級の賛辞を贈った。元々三木監督のファンだったという生見は「うれしいです。ありがたい活力になります」と恐縮していた。