演歌歌手平山花羽(27)が23日、出身地の栃木・栃木市の市役所を訪れ、大川秀子市長(78)から「栃木市ふるさと大使」に任命された。
委嘱状を手にした平山は「大役を頂戴いたしましたこと大変光栄に思っております。大好きな栃木市の魅力をこれから全国各地に歌を通して広げていきたい」と感激。1月21日に発売したデビュー曲「あじさい坂」について「栃木市にある大平山神社の“あじさい坂”がモチーフ。カップリング曲『自慢の栃木』も市内にある“黒壁”だったり、歴史ある文化をたくさん盛り込んだ明るく楽しい楽曲に仕上がっています。この曲で『私が大好きな栃木だよ』ということをたくさんの方に知っていただけるよう一生懸命に『栃木市ふるさと大使』として頑張ってまいります」と笑顔であいさつした。
大川市長は「地域の中で育てられ、いまこうして立派にデビューされ、栃木市としても大変喜ばしいこと。名所がいろいろ出てきて、栃木市を全国にPRしてくださっていることは大変ありがたく、これからもさらにご活躍され、大きく巣立ってほしい」と期待を込めた。
平山は高1の時、小山市で開催されたNHK「のど自慢」に出場し、長山洋子の「じょんから女節」で今週のチャンピオンを獲得。高卒後、2年間は東京の音楽の専門学校に通ってボーカル力を身につけ、その後に地元の食品会社「岩下食品」で約5年間勤務した。
チャンスが訪れたのは、24年6月。松前ひろ子の55周年記念曲「おんなの恋路」のカラオケ大会でグランプリを獲得したこと。松前からスカウトをされ、松前が社長のミイガンプロダクションに入社。三山ひろしの付き人として歌を勉強して今年1月に念願のデビューを果たした。
この日、委嘱式に同席した松前は「(事務所所属の)三山(ひろし)、小山(雄大)、平山(花羽)と、みんな山が付きますが、それは私がこだわったところ。花羽という名前の通り、全国に花を咲かせに飛んでいってほしいと思っています。花羽は、明るいですし、社会人を5年やったことが素晴らしい人生経験。苦しみも悲しみも喜びも味わった社会勉強が歌に表れていて、人をいたわるところが特に素晴らしい。自分ができなかったすべての夢を勝ち取ってほしい。三山ひろしが立派に成長してくれたので、今度は平山花羽にも大きな花を咲かせて、紅白に出られるような歌手になってほしい」と願いを込めた。
「あじさい坂」は初恋がテーマ。かなわなかった恋をさわやかに透き通った声で歌い上げ、早くも年末の賞レースで新人賞の期待もかけられている。「ずっと夢に描いた歌手になるきっかけをくださった松前先生のお心をしっかり胸に刻んで、支えてくださっている皆さまに感謝しながら、大好きな歌の心をしっかりと届けられるような歌手になりたい」と話した。



