女優三田佳子(84)が4日、都内で、映画「お終活3 幸春! 人生メモリーズ」(5月29日公開、香月秀之監督)完成披露舞台あいさつに出席した。

同作は「終活」を題材に家族のあり方や夢への再挑戦を描いてきたヒューマンコメディー「お終活」シリーズの第3弾。三田は認知症を患う加藤豊子を演じる。

認知症を演じるにあたり、「大スクリーンで認知症のリアルなシーンはあまり見たくないだろうと思った」とし、「認知症のおばあちゃんでも心がよみがえっていく、捨てたもんじゃんないというのを演じたいと思って監督に相談した」と明かした。

その結果、試写会の結果は大好評。「あまり期待していなかったけど」と話すと、会場は爆笑。監督は苦笑いを浮かべた。

「精いっぱいやった」とし、「すごく評判がいい。(試写を見た人から)お母さんに会いたくなったと言われてよかった」とほほ笑んだ。

「後はないかもしれない。84歳なので」に会場から驚きの声が上がる中、「良い作品にで出られたなと思います」と喜びをかみしめた。

香月監督が「認知症のドキュメントではないので、楽しんでいただければいい」と続けると、三田は再び「期待していなかったけど良い映画ですから」と力説。会場も再び笑いに包まれ、香月監督は苦笑いを浮かべた。

高畑淳子(71)とは初共演。「シャンソンでは会ったことがあるのよね」という三田に、高畑が首をかしげると「覚えていないのね」と静かに語った。

高畑は三田との初共演を「ビビりました」と振り返った。だが、「お芝居しているうちに忘れた。自然と終わっていた」とした。

この日、剛力彩芽(33)、水野勝(35)藤原紀香(54)LiLiCo(55)と、主題歌「神さまの言うとおり」を担当したさだまさし(73)も登壇した。