松竹は17日、東京・歌舞伎座で7月2日に初日を迎える「七月大歌舞伎」のラインアップを発表した。

夜の部、新歌舞伎十八番の「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」は、市川團十郎が獅子の精、市川ぼたん、市川新之助が胡蝶の精をつとめる。今年1月の新橋演舞場で親子共演し話題になり、歌舞伎座での再演が決定した。1893年(明26)に9代目團十郎が「鏡獅子」を歌舞伎座で初演した際に胡蝶の精をつとめたのは、娘の2代目市川翠扇と2代目市川旭梅だった。

今年は、歌舞伎座の創設者であり作者でもある福地桜痴の没後120年にあたり、初演時と同様に、当代團十郎が娘のぼたん、息子の新之助と親子で歌舞伎座でつとめる。