大阪府知事、大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(56)が4日放送のBSフジ「LIVE プライムニュース」(月~金曜午後8時)に出演。同志社国際高(京都)2年の武石知華さんら2人が亡くなった沖縄・辺野古沖の転覆事故について、私見を述べた。
番組は全編を通じて、辺野古の事故を特集。橋下氏と、東大大学院の斎藤幸平准教授らが出演した。
事故を起こした抗議船を運航していたヘリ基地反対協議会の責任などについて議論。海上運送法の登録義務違反に基づき、国が死亡した船長を刑事告発したことを説明した。共産党の沖縄北部地区委員会も構成団体に入っていたことについて、田村智子委員長が「修学旅行の高校生を船に乗せたこと自体が重大な誤りだった」として、謝罪したことなども伝えた。
橋下氏は「協議会の主張は僕とは真逆ではあるんだけど、主張が違うからと言って、法に基づかない批判というのは良くないと思う。あくまでも、協議会が運航者ということであれば…ただ基本的には日本の刑法は団体に責任を負わせるものではないから、団体責任はないんですよ。個人責任なので、そうなると、あくまでも船長たちの登録義務違反とか、過失の問題になる」と指摘。一方で、真相究明のためには、現在の登録義務違反による刑事告発だけでなく、過失致死の容疑での告発も視野にいれるべきとの私見も示した。
橋下氏はその上で「それとは別に、法の話とは別に、共産党のような政党が一部入っているのであれば、法を超えたような形での、抽象的だけど、もうちょっと誠実に。お子さん亡くなっているんだから。民間企業の場合には、こんな会見やったら、その民間企業つぶれちゃいますよ」と苦言も。「法がどうのこうのは置いといて、トップ含めて、もっとやっぱり、ここは真摯(しんし)にね…。これからの長い人生が残っていた子供さんが亡くなったことに対する態度、ふるまいではない、というのは、僕は個人的に思います」と語った。



