最優秀楽曲賞にサカナクション「怪獣」が輝いた。

涙ぐむメンバーもいる中、山口一郎(45)は喜びをかみしめつつ「サカナクションは3年前に活動休止になりました。僕がうつ病を患ったからです」とし、「その間メンバーやファンの皆さん、チームサカナクションに支えられながらなんとか踏ん張り復活しました」と振り絞るように続けた。

「休養開けから最初に書いた曲が『怪獣』でした。この曲がこのような評価をいただき、まだまだ頑張れるなと勇気をいただきました。本当にありがとうございます」と感謝を口にした。

授賞式後の囲み取材では「音楽業界人5000人が選んでくれて、本当にうれしかったし自信になった」と確かな手応えを口にした。同賞をこのタイミングで得たことの意義も感じている。最優秀ロック楽曲賞、最優秀アニメ楽曲賞やスタッフ賞も含め最多8冠。「今年から設立されたライブのセクションの表彰が僕らとしてはすごく大きい。自分たちがライブをやるにあたって関わってくださるスタッフの方が表彰されることで、よりいい音で、よりいい演出でライブをするモチベーションになる。それがリスナーに還元されていくと思うので、非常にすばらしい賞だと思います」とし「ライブがすばらしいバンドが世界で戦っていくべきだと思うので、非常に勇気をもらえた」と語った。

同賞ノミネートは以下の通り。

●HANA「Blue Jeans」

オーディション番組をへて昨年デビューしたHANAは、ラッパーのちゃんみながプロデュースを務める7人組ガールズグループ。セカンドシングルの「Blue Jeans」は「オリコン週間ストリーミングランキング」で女性グループ史上初となる9週連続1位を獲得し、今年4月に同ランキングにおいて女性グループ最速となる累積再生数3億回を突破した。デビュー曲「ROSE」をはじめ、デビュー以後ヒット曲を連発。グループは「実力の暴力」と表されるほど、歌、ダンスともに高いスキルを兼ねそろえ、強いメッセージ性を乗せたパフォーマンスが幅広い世代から支持を得ている。

●米津玄師「IRIS OUT」は昨年年9月公開の映画「劇場版 チェンソーマン レゼ篇」の主題歌として書き下ろされた。「Billboard JAPAN」史上最速となる4週で1億回を記録。グローバルチャート「Billboard Global 200」では日本語楽曲として歴代最高位となる5位を獲得するなど、映画のヒットも相まって国内外で支持を得た。今回のMAJでも「Best Japanese Song」の4部門で最優秀賞を受賞した。ミュージックビデオは自身最速の73日でYouTube上での1億回再生を突破。

●サカナクション「怪獣」

同曲はアニメ「“チ。 -地球の運動について-”」の主題歌として昨年2月にリリース。バンドにとって3年ぶりの新曲となった。今回のMAJでは最優秀アニメ楽曲賞も獲得した。

●アイナ・ジ・エンド「革命道中-On The Way」

アニメ「ダンダダン」第2期のオープニングテーマとして昨年7月に配信リリースされた同曲は、SNSでの総再生回数が17億回を突破するなど世界的な大ヒットを記録。アイナは同曲で昨年の「第76回NHK紅白歌合戦」にも出場した。

●M!LK「好きすぎて滅!」

昨年10月に配信リリースされた同曲は、キャッチーな歌詞と振り付けがSNSで注目を集め、TikTokではダンス動画の投稿が大流行。YouTubeにアップされているミュージックビデオの総再生回数は1億回を突破し、SNS総再生回数も48億回という驚異的な数字を記録。昨年ヒットした「イイじゃん」などに続く、グループの代表曲の1つとして定着している。

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