見上愛、上坂樹里が主人公を演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(月~土曜午前8時)は明治期の看護師が題材で、主人公はそれぞれに生きづらさを抱えた2人の女性。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走し、時に強き者と戦う。明治という激動の社会を舞台に、幸せを求め生きる少し型破りな2人のナースの冒険物語となっている。

まだ女性の職業が確立されていない明治期に看護学を学んだ「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」と呼ばれて新たな風を巻き起こした実在の人物、大関和さんと鈴木雅さんモチーフに取り上げる。今回で114作目の朝ドラとなる。

■第19週「黎明(れいめい)の翼」

りん(見上愛)が寮に帰ってくると、黒川(平埜生成)が待っていた。赤痢が発生した村に行くのでりんに一緒に来てほしいという。りんは悩んだ末、黒川たちと村に向かうのだが、そこにいたのは、避病院を恐れて看護や医療を受け入れない村民たちばかりだった。