15日に開場20年を迎える上方落語の定席、天満天神繁昌亭の開場20周年を記念したお練りが14日、大阪市の天神橋筋商店街で行われ、上方落語協会会長の笑福亭仁智(74)、開場に尽力した前会長の桂文枝(83)らが出席した。
06年の開場時のお練りの際に使用された赤い人力車に文枝、桂春團治、桂福團治が交代で乗り、天神橋筋6丁目の大阪市立住まいのミュージアム前から繁昌亭までの約1・6キロを約1時間かけて練り歩いた。
仁智は「繁昌亭ができて、明日で20年。大阪天満宮さん、地元天神橋筋商店街の皆さん、何よりファンの皆さんの浄財で建ちました。明日からの特別公演9日間、はなし家精いっぱい頑張ります」とあいさつ。
一方、文枝は「あっという間のできごと。20年経ってこうして迎えることができたお礼を言いたい。彼岸に旅立たれた方も多く残念ですが、ご厚志に応えるようにこれからも頑張って、あの時の活気を取り戻したい」。
開場時は3代目桂春團治を乗せて自ら人力車を引いたが、今回は人力車に乗り弟子の桂三語に引いてもらった。乗り心地は「良かったですね」と満足そうだったが、「みんなに喜んでもらおうと、三語に引き手を持ち上げてもらって、わぁ!ってギャグをしようと思っていたんですが、気を使ったのかなかったですね」と笑っていた。



