東京地検は24日、合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反の罪で俳優押尾学容疑者(31)を起訴した。

 押尾被告は3日、尿検査でMDMAの陽性反応が出たとして、警視庁麻布署に逮捕された。「2日に知人からもらった錠剤を飲んだ。違法なものと知っていた」などと警視庁に供述したという。

 押尾被告をめぐっては2日夜、東京都港区の六本木ヒルズのマンション一室で、一緒にいて死亡した飲食店従業員の女性(30)の異変に気付いてから119番通報まで約3時間を要していたことが判明。

 警視庁や東京地検は女性の死因や、押尾被告の行動が適切だったかどうかなどについて調べている。

 [2009年8月24日17時6分]ソーシャルブックマーク