優勝賞金500万円をかけて過去最多3572人が参加した「R-1ぐらんぷり2011」決勝戦が11日行われ、8人の決勝進出者のなかからトーナメントを勝ち上がった佐久間一行(33)が初優勝を果たした。ニッカンスポーツ・コムではアンケートを実施し、ユーザーから787票の意見が届いた。

 「もっとも面白いと思った芸人」には、準優勝となったAMEMIYAが228票でトップ得票。「今年活躍すると思う芸人」も、AMEMIYAを推す声が最多となった。

 「もっとも期待外れだった芸人」には、スリムクラブ真栄田が不名誉な最多得票。M-1アンケートでは評価NO・1だっただけに、ユーザーのハードルは高かったという結果になった。

 大会への感想では、「新顔が多くて新鮮だった」(10代男性)など好意的な意見もあった一方、「接戦だけど

 飛びぬけてる者はいなかった」(40代男性)「新顔の方々には、実力派が多かった。一方、古参組には真剣さ、真摯な態度が感じられず残念だった」(40代男性)というキビシいコメントも。「関東の人と関西の人ではオモシロさの基準が違うのかな。。(私は関西人)」(30代男性)というように、お笑いはラーメンのように“好み”が分かれやすい、といったところか。

 アンケート結果は以下のとおり。投票へのご協力、ありがとうございました。◆Q1:出場者の中で、あなたが最も面白いと思った出演者を選んでください。(1)AMEMIYA

 

 

 

 

 228(2)佐久間一行

 

 

 

 

 

 

 189(3)ヒューマン中村

 

 

 

 

 

 88(4)ナオユキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 64(5)COWCOW山田與志

 

 

 62(6)キャプテン渡辺

 

 

 

 

 

 61(7)スリムクラブ真栄田

 

 

 

 61(8)バッファロー吾郎

 木村

 

 34

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総計787◆Q2:出場者の中で、あなたが「実力を出せなかった」「期待外れ」と思った出演者を選んでください。(1)スリムクラブ真栄田

 

 

 255(2)バッファロー吾郎

 木村

 239(3)COWCOW山田與志

 

 138(4)ヒューマン中村

 

 

 

 

 

 41(5)佐久間一行

 

 

 

 

 

 

 

 36(6)ナオユキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 30(7)キャプテン渡辺

 

 

 

 

 

 27(8)AMEMIYA

 

 

 

 

 

 21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総計787◆Q3:今回の出場者の中で、今年最も活躍すると思う出演者を選んでください。(1)AMEMIYA

 

 

 

 

 293(2)スリムクラブ真栄田

 

 

 206(3)佐久間一行

 

 

 

 

 

 

 112(4)ヒューマン中村

 

 

 

 

 

 62(5)キャプテン渡辺

 

 

 

 

 

 43(6)ナオユキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 28(7)COWCOW山田與志

 

 

 22(8)バッファロー吾郎

 木村

 

 21

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 総計787<面白かった?面白くなかった?賛否両論>「すごく個性的なネタばかりで、これぞピン芸人っ!!と思いました」(10代男性)「佐久間一行は3本違うネタをしていたので優勝してよかったと思う」(30代女性)「ベテランと新鋭がしのぎを削るいい大会だった」(30代男性)「佐久間一行さんが本当に面白かったですが、他の方々も負けないくらい面白かったです」(30代男性)「新鮮な顔ぶれが多くて実力で上がってきたんだと感じられる出場者でした」(30代男性)「山田與志の1本目、70歳のうちの親が大ウケしてました」(40代男性)「マニアックな芸人さんが多かったが、最後はネタの豊富な人が勝ったのかなと思う」(40代男性)「期待しないで見たら意外にもレベル高かった」(40代男性)「新しい人が出て来て面白かった」(50代男性)「実力のある人がかわいそう」(20代女性)「レベルが低い。もっと話術で楽しませてもらいたい」(30代女性)「優勝者のネタはバリエーションが受け入れられただけ」(30代男性)「クスッと笑えるところはあっても、だれ1人として爆笑できるような人はいなかった」(30代男性)「相変わらずフリップを使ったネタが多い」(30代男性)「自分が今の笑いについていけてないのか?」(40代男性)<今年からトーナメント制に。大会システムにも意見あり>「トーナメント制にしたのも裏目にでた気がする」(10代男性)「審査方法も審査員だけではなく視聴者参加型の方がいいと思う」(20代男性)「審査員の基準がよくわからなかった」(30代男性)「全員面白くて実力横一線だっただけに、トーナメント方式で最大3ネタより採点方式で全員2ネタのほうがよかったのでは」(30代男性)「2本目のネタが、1本目とあまり変わらない内容の芸人が多かった」(30代男性)「客席の歓声が確実に審査に影響してる。審査員と客席は隔離すべき」(30代男性)「決勝戦初出場の人が多かったのとトーナメント方式にしたことで新鮮味があった」(30代男性)「3ネタさせるのはキツい。だんだん盛り下がっていく印象」(40代男性)「出場者のネタの充実度、成熟度の観点から、2本の勝負でいいと思ったのと、3本ならせめて1回戦はトータル点数の高い4人が準決勝に進むべき。「グランプリ」の公平感からも組み合わせの運不運はない方が絶対いい」(40代男性)「審査員の意見と自分の意見がだいぶ離れていた」(40代男性)「放送は日曜の夕方が合っている」(40代男性)「深夜番組でよいのでは」(40代男性)<でもピン芸人よ、これからもがんばれ!>「R-1ぐらんぷりなのに、もともとコンビ芸人が出るのはおかしいと思う。佐久間さんが優勝して当たり前」(30代女性)「ピン芸人である佐久間さんが優勝で良かった。コンビ芸人のピン芸も面白いがピン芸人の祭典なので、今後もピン芸人の意地が見たい」(30代女性)「コンビの片っぽというのはR-1にふさわしくないと思います」(30代男性)「なんか、みんなマニア向けのお笑いに走りすぎている。そういうものもあっていいけど、もっと大衆娯楽に向き合う人もいていいと思う」(40代男性)「本当にピンで話術で勝負出来る人の競いになって欲しい。あまり大がかりな仕掛けはピン芸人としてはどうかと思う」(40代男性)「話術一本で、誰ぞ、でてこいやー」(40代男性)「漫談本来の形で出演された方の今後の発展に期待してます。ウルサイ漫才には辟易(へきえき)してましたので」(60代男性)

 [2011年2月12日20時42分]ソーシャルブックマーク