7日に肺がんのため64歳で死去した歌手ジョー山中さん(本名・山中明)の通夜が11日、東京・品川教会で営まれた。ミュージシャン仲間の内田裕也、ミッキー・カーチス、白竜ら800人が参列した。遺影は、08年、山中さんがボーカルを務め世界進出も成し遂げたフラワー・トラベリン・バンドのライブ写真。本人が一番気に入っていたことから、遺影に使用された。式中はひつぎが開かれ、この日のために新調した白のマントをはおった山中さんが安らかな表情で眠っていた。

 山中さんはクリスチャンではなかったが、妻がクリスチャンで、同教会に「葬儀を教会で行いたい」と依頼したという。参列者全員で山中さんが愛した賛美歌「われをもすくいし」を歌い、山中さんをしのんだ。参列した内田は「64歳は早すぎる。せめて69歳、ロックまで生きてほしかった…」と肩を落としていた。