歌手前田敦子(22)が3日、東京・Zepp

 Tokyoで初めて有料のソロコンサートを開催した。

 冒頭は「ちゃんとしたライブは初めてですから、ちゃんとしたものを見せなくちゃいけないですね」と照れ笑いであいさつしたが、超満員2700人が立ってサイリウムを振る応援に、5曲目「右肩」から、思わず感涙。大あっちゃんコールに包まれると「ありがとうございます…。ダメですね。嫌だもう本当…。曲と皆さんがマッチしちゃって、ごめんなさい。本当に歌えなかった。始まって5曲目ですよ、もうヤダよ~。フィナーレかよ?

 ですよね。もっと皆さんと共有してからですよね。勝手に感動しちゃった、ハァー」と照れ笑いした。

 ソロライブは、12年9月以来1年7カ月ぶりで「待っててくれてありがとうございます。もうこれで確信しました。優しい皆さんがいるから大丈夫。私は頑張れるって。やっぱり、1人になって、1人で頑張ってると、皆さんの顔が見られなくて、寂しいんですよ…。だからこうやって会えると、うれしいんです。私、強がりなんで、そういうこと全然言わないんですけど、今日は甘えちゃいます」と、再び感激の涙を流した。

 約2時間。バンドを従えて新曲「セブンスコード」など、オリジナルの持ち歌18曲を披露した。ソロデビューから、約2年半。CD発売イベントなどではない、念願だった本格的なソロコンサートは、4日にZepp

 Osakaでも開催される。