“ラッスンゴレライ”のリズムネタでブレーク中のお笑いコンビ、8・6秒バズーカーが15日深夜放送のTBS系「芸能人(秘)ヒキダシバラエティ★あけるなキケン★」にゲスト出演。自身の直近の月収について「4万円だった」と明かした。

 この日の放送は「歌ネタ」で勝負するお笑いコンビのどぶろっく、2700と共に“歌ネタ三銃士”として出演した8・6秒バズーカー。先輩コンビがCD発売や着うたなどの印税収入が入った時の経験を明かす中、8・6秒バズーカーの田中シングル(23)は「まだ“ラッスン“を始めて4カ月くらいしか経っていないので、それで一気にテレビに出してもらったので、めちゃめちゃオイシイな」とお金よりも仕事に反映されているとした。

 司会を務めるお笑いコンビ、オードリーの若林正恭(36)から「お金とかは?」と尋ねられた田中は「悲しいことになっている」と切り出し、「休みが本当に頂けていない程(仕事を)やらしていただいているので…、でも今月のギャラが4万円だった」と驚きの事実を明かし、出演者を驚かせた。

 事務所の先輩であるお笑いタレントの小籔千豊(41)が「吉本の1番最低なところ」と後輩に同情。小籔は「8・6秒バズーカーくらい売れたら、よその事務所なら車買えるくらいもらえる」といい、さらに「バイト行かれへんのに金くれへんという“吉本のデッドゾーン”がある」と事務所の体質を解説した。

 苦笑いしきりの8・6秒バズーカーに対し、小籔は「悪いけど、ちょっと夢のないことを言うけど」と前置きした上で、「歌ネタでポンときてもギャラのランクはあまり上がらない」と現実を突きつけた。小籔の一言を裏付けるように事務所の先輩でお笑いコンビ、2700のツネ(32)が「(歌ネタで売れても)一時期、ティッシュにマヨネーズをつけて食べていた」と体験談を明かすと、田中は「希望に満ちあふれて来たんですけど」と悲しげな表情を見せ、肩を落とした。