俳優真木蔵人(37)の長男NOAH(ノア=16)が芸能界デビューすることが16日、分かった。横浜市内で、蔵人が製作したサーフィンのドキュメンタリーDVD「Three

 Kids

 in

 DA

 North

 Show

 and

 some

 BOYS」の発売イベントに、ヒップホップの2人組ユニットEWUのメンバーとして出演した。

 蔵人が21歳のときに認知し、現在は千葉県内で父と暮らすNOAHが今月、自主制作でデビューアルバム「EWU1st

 STREET

 ALBUM」を発売した。父や祖父マイク真木(65)の影響を受け、サーフィンと音楽に夢中になっている高校生だ。俳優も目指し、ドラマのオーディションも受け始めている。「ヒップホップをメーンで頑張りたい」と言い、祖父、父と3代続いて芸能界で生きていく覚悟を持っている。一方、蔵人は「芸能人の親子だと注目されるけれど、反発しないでオヤジのまねごとから始めてくれている。それだけでうれしい」とかたわらで目を細めた。

 実は、08年7月に発売した蔵人のアルバム「WHITE

 BOOK」で祖父も含めて3代の共演をしている。祖父の歌「30年前の俺」をヒントに、NOAHが詞を書いた「30年後の俺」という曲だった。NOAHは「(祖父は)すごい。いろんなことを学んでます」と力説。蔵人は「DVDも息子たち子供が、ハワイの海でピュアに楽しんでいるシーンを集めた作品。今のその気持ちを忘れずに、全身かけてやっていってほしい」とエールを送った。

 [2010年2月17日9時29分

 紙面から]ソーシャルブックマーク