昨年からブームが続くアニソン界に、あらたな美人声優ユニット「天下取り隊」がデビューすることが2日、分かった。人気声優の明坂聡美を筆頭に国立幸、伊瀬茉莉也、そして新人の持月玲依による4人組。4月4日にテレビ東京系でスタートする新アニメ「戦国乙女~桃色パラドックス~」(月曜深夜2時)で声優を務め、オープニング「陽炎-kagerou-」とエンディング「熱き矢の如く」も担当し、5月18日にリリースする。

 天下取り隊が出演する「戦国乙女-」は、08年に話題を呼んだ大人気パチンコ機「ツヨカワ系パチンコ機

 CR戦国乙女」のアニメ化作品だ。現代の女子中学生・ヒデヨシこと日出佳乃(声は日高里菜)が、戦国時代に似た女の子しかいない世界に突然飛ばされ、戦国武将と出会うストーリー。明坂はかわいらしい徳川イエヤス、国立は情熱的な武田シンゲン、伊瀬はやりの名人上杉ケンシン、持月は良家育ちで清らかな今川ヨシモトを演じる。5月18日には天下取り隊が、それぞれのキャラになって歌う「天下取りたい■」を含む、キャラクターソングCDも同時リリースする。

 昨今はルックスも兼ね備えた女性声優ユニットが、注目を浴びている。昨年11月に声優アーティスト史上最速のデビューから1年7カ月での武道館公演を達成した4人組スフィア、同10月にデビューし、1週間後に横浜アリーナの舞台に立った3人組LISPが筆頭格だが、数多くの女性ユニットが存在する「戦国時代」だ。新たに参戦するにあたり、4人は「アニメや声優の世界でも、音楽の世界でも『天下取りたい』と思います」と力を込めた。※■はハート